BrightPath:がん免疫療法に特化したバイオベンチャー

BrightPath Biotherapeuticsって?

もともとはグリーンペプタイドという社名でしたが,2017年7月にBrightPathに変更しています.これは,研究開発領域の拡大を想定していることと,新しいステージへ突入したいという思いからのようです.

BrightPathは久留米大学発のバイオベンチャーで,世界的に注目度の高いガン免疫療法の研究開発に取り組んでいます.特に,がんペプチドワクチンを中心に研究開発が行われています.がんペプチドワクチンは,患者さんの QOL を保ったまま生存期間を延ばせる,あるいは再発を予防できる可能性のある治療法として期待されきましたが,まだ承認されたものはありません [1].BrightPathのがんペプチドワクチンは,この壁をやぶってくれる可能性があります(別の記事で紹介します)!

Pipelineの重要性

製薬企業は規模の大小に関わらず,パイプラインが重要視されます.それはパイプラインが将来の収益の大部分を決定するからです.特に,バイオベンチャーに投資する際は,パイプラインが重要です.ペプチドリームのような一部例外もありますが,上場まもないバイオベンチャーは赤字です.そのため,投資判断はパイプラインのみによって行われるといっても過言ではありません.

BrightPathのPipeline

公開されているプロジェクトは,臨床ステージが2つ,非臨床ステージが2つで計4つです.各プロジェクトの詳細は別途紹介したいと思います.

  • ITK-1(がんペプチドワクチン)
  • GRN-1201(がんペプチドワクチン)
  • GRN-1301(ネオアンチゲンワクチン)
  • iPS-T(iPS再生T細胞療法: rejT)

バイオベンチャーBrightPathへ投資するということ

バイオベンチャーは一つのプロジェクトの成功失敗で株価が大きく変動します.臨床試験成功等のビックIRがあると,株価は大きく上昇する可能性があります.連日ストップ高をつけることもありますが,逆にネガティブなニュースがひとつ出るとストップ高になることもあります.これを魅力的と考えるかどうかは人それぞれです.余剰資金で現物保有であれば手を出しやすいのではないでしょうか.

成長・成功を見届けられるという魅力は大きいと思います.臨床試験の結果発表までは様々なドラマがあります.株価の乱高下があるので,手放してしまう人も多いようです.そこをグッとこらえて持ち続け,ポジティブな結果が得られたときには充実感が得られるでしょう!

最後になりますが,バイオベンチャーへの投資を通りて,人々の健康に貢献できるというのもバイオベンチャー投資の魅力のひとつだと思います.

References

[1] Nakatsura. “Era of cancer immunotherapy has come.” Japanese Journal of Clinical Immunology 39 (3) 164-171 (2016).

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加