CRISPR-Cas9関連銘柄: 遺伝子編集技術が世界を変える!

CRISPR-Cas9で世界を変えようとしている3つの企業を紹介します!

CRISPR-Cas9って?

CRISPR-Cas9は最新の遺伝子編集技術です.
既存技術と比較して明らかな優位性があり,医薬品への応用が期待されています.

ZFN (zinc finger nuclease) という遺伝子編集技術が1991年に発表されています.さらに,TALEN (transcription activator-like effector nuclease)という技術も開発されていますが,どちらの技術も応用が困難で,さらにコストが高いという課題があります.

CRISPR-Cas9の始まりは,そこからおよそ20年後の2012年です.
CRISPR (clustered regularly interspaced short palindromic repeats) が発見されたのは,ウイルスに対するバクテリアの自己防衛に関する研究からです.バクテリアは自己防衛のために,Cas9 (CRISPR-associated protein-9)という酵素を使用し,攻撃してくるウイルスの遺伝子を改変していることがわかりました.その後,CAS9で遺伝子の特定部位を狙う技術が確立されたことで実用化の目処が立ちました.

ZFNと比較して,コストを含む様々な面で優れていることが証明されています.その結果として,CRSIPR-Cas9の医療への応用に関する研究が加速されました.

CRISPER-Cas9を応用する上場3企業

CRISPR-Cas9の応用で医薬品開発を行う上場企業は以下の3つです.

  • CRISPR Therapeutics (CRSP)
  • Editas Medicine (EDIT)
  • Intellia Therapeutics (NTLA)

Editasは,Broad Institueの持つ特許(CRISPR-Cas9のヒトでの応用)について,ライセンス契約を結んでいます.また,CRISPR TherapeuticsとIntellia Therapeuticsの2社は,University of Californiaの持つ特許(CRISPR-CAS9のあらゆる細胞での使用)について,ライセンス契約を結んでいます.

ここでは,過去1年の推移を比較してみましょう.
各企業の分析は別の記事にしたいと思います.

(Google Financeより)

3社ともここ一年で大幅に株価が上昇しています.

  • CRSP: +162%
  • NTLA: +141%
  • EDIT: +70%

時価総額は3000億円未満です.
プロジェクトの進捗により,まだまだ伸びそうです.

  • CRSP: $2.58B (2700億円)
  • NTLA: $1.45B (1500億円)
  • EDIT: $1.92B (2000億円)

ちなみに

CRISPR-Cas9より前の技術であるZFNとTALENについて触れましたが,どちらも開発ステージにある医薬品に応用されています.それぞれの技術を応用した主な企業は以下の2つです.

  • ZFN: Sangamo Therapeutics (SGMO)
  • TALEN: Cellectis (CLLS)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加