FANG (Facebook, Amazon, Netflix, Alphabet) に分散投資できる4つのETF

FANGって?

Facebook, Amazon, Netflix, Alphabetの略語です.

過去1年のそれぞれのリターンは,およそ20%, 87%, 123%, 29%ですので,どこに投資していたとしてもそれなりのリターンを得られたことになります.しかしながら,FacebookとNetflixを比較すると,100%以上の差があります.これは結果論であって,将来どの銘柄が一番伸びるかは誰にもわかりません.FANGは常に割高と言っても良い銘柄ですので,どの銘柄にとうしたら良いか決め難いです.特に,これからAmazon/Netflixへ投資した場合にこれまで通りのリターンが得られるかは少し不安です.

Tech産業全体をみれば,今後も成長し続ける可能性が非常に高いため,FANG等へ分散投資することで,平均的なリターンを狙うことが考えられます!忙しいサラリーマンには,この方法がおすすめです!

(Yahoo! Financeより)

FANGを含むETF

FANGの4銘柄に個別に投資することも考えられますが,手数料と管理労力が掛かるため私は避けたいと思っています.FANGをウェイトが大きいETFに投資することで,簡単にFANGへの分散投資が実現できます.

今回は,FANGを含む4つのETFとして,PNQI,FDN,SKYY,QQQを紹介します.

過去1年のチャートを比較してみましょう.

それぞれ,PNQI=48%,FDN=47%,SKYY=33%,QQQ=29%,というリーターンです.Facebook,Alphabetへ個別に投資するのと比較して,同等以上のリターンが得られたことになります.先日のFacebookの事件から分かるように,個別銘柄はそれなりのリスクがあります.ETFへの投資にリスクがないわけではありませんが,個別銘柄への投資と比較すれば明らかに低いです.

過去1年に限って言えば,PNQIとFDNとの差,QQQとSKYYとの差は大きくありません.一方で,PNQI/FDNとQQQ/SKYYとの間で10%以上の差が生じています.この差は,各ETFの構成銘柄の違いによるものなので,後ほど個別に見ていきますが,ここで結論を述べると,QQQ/SKYYと比較して,PNQI/FDNはFANGの占める割合が高いということがわかりました.

ちなみに,1年チャートで比較してみましたが,2年,3年,4年,5年で切った場合もPNQI/FDNのパフォーマンスが高かったです.

(Yahoo! Financeより)

PNQI,FDN,SKYY,QQQの手数料などは?

投信報酬,分配金利回り,Morningstarのカテゴリーと比較したリターン/リスク/総合評価を表にまとめてみました.Morningstarの評価をそのまま受け入れるのであれば,QQQ一択です.

QQQの投信報酬が比較的低いですが,大差ないので無視してよいでしょう.次に分配金利回りは,QQQが少し高いですが,キャピタルゲインを踏まえると,全体的なパフォーマンスはPNQI/FDNが高いと考えられます.

 PNQIFDNSKYYQQQ
Net Expense Ratio0.60%0.54%0.60%0.20%
Yield0.02%0.00%0.25%0.78%
3 Year Return
(Morningstar)
Above
Average
Above
Average
AverageHigh
5 Year Return
(Morningstar)
Above
Average
Above
Average
Below
Average
High
10 Year Return
(Morningstar)
N/AHighN/AHigh
3 Year Risk
(Morningstar)
Above
Average
Above
Average
Below
Average
High
5 Year Risk
(Morningstar)
HighAbove
Average
Below
Average
Above
Average
10 Year Risk
(Morningstar)
N/AAbove
Average
N/AAbove
Average
3 Year Rating
(Morningstar)
★★★★★★★★★★★★★★★★
5 Year Rating
(Morningstar)
★★★★★★★★★★★★★★★★
10 Year Rating
(Morningstar)
N/A★★★★★N/A★★★★★

PowerShares NASDAQ Internet (PNQI)

PNQIは,NASDAQのインターネット関連銘柄に連動するETFです.構成銘柄Top10を確認すると,FANGが高い割合で含まれている事がわかります.4 社の占める割合は,およそ32%です.

中国系企業も含まれているのが特徴でしょうか.中国の人口増加を考えると無視できない存在です.PNQIに投資すれば,米国企業とまとめて投資できます.

SymbolCompany Name% Portfolio WeightMarket Cap (B$)メモ
NFLXNetflix8.37137動画配信
BKNGBooking Holdings8.21103オンライン旅行会社
AMZNAmazon7.95768オンライン小売から他業種へ
GOOGAlphabet C7.74762世界一の検索エンジンサービスを提供
FBFacebook7.53488世界一のSNS
AABAAltaba4.0469あのYahoo!
BIDUBaidu3.9089中国のGoogle
EBAYeBay3.8242ネットオークション
EQIXEquinix3.7533データセンター運営
JDJD.com3.6463中国のECモール

First Trust Dow Jones Internet (FDN)

Dow&Jonesインターネット指数に連動するETFです.FANGが占める割合はおよそ34%です.

インターネット事業の収益が年間収益の50%以上を占める企業で構成されており,金融系の銘柄が含まれているのが一つの特徴です.

SymbolCompany Name% Portfolio WeightMarket Cap (B$)Sector
GOOGL
+GOOG
Alphabet (A+C)10.00762Technology
AMZNAmazon9.78768Services
FBFacebook8.01488Technology
NFLXNetflix5.82137Services
PYPLPayPal5.0797Financial
CRMSalesforce.com4.9292Technology
EBAYeBay3.6442Services
TWTRTwitter3.0023Technology
AMTDTD Ameritrade Holding2.7135Financial
ETFCE*TRADE Financial2.6215Financial

First Trust ISE Cloud Computing (SKYY)

ISEクラウドコンピューティング指数に連動することを目指したETFです.FANGが占める割合はおよそ20%です.FacebookとGoogleに至っては,Top15には入っているものの,他のETFと比較するとその割合は低めです.

SymbolCompany Name% Portfolio WeightMarket Cap (B$)Sector
NFLXNetflix6.73137Services
AMZNAmazon5.28768Services
AKAMAkamai Technologies5.2313Technology
RHTRed Hat4.8327Technology
CRMSalesforce.com4.8291Technology
CSCOCisco System4.78213Technology
TDCTeradata4.495Technology
NTAPNetApp4.4817Technology
FFIVF5 Networks4.409Technology
OTEXOpen Text4.409Technology

PowerShares QQQ (QQQ)

QQQは,NASDAQ100に連動するETFです.FANGが占める割合は,およそ26%です.本当に素晴らしい企業で構成されています.構成銘柄を見ると,QQQに投資しくなります.

SymbolCompany Name% Portfolio WeightMarket Cap (B$)Sector
AAPLApple11.34889Technology
AMZNAmazon9.53768Services
MSFTMicrosoft9.12717Technology
GOOGL
+GOOG
Alphabet (A+C)9.10762Technology
FBFacebook5.27488Technology
INTCIntel3.02241Technology
CSCOCisco System2.72213Technology
CMCSAComcast2.09160Services
NVDANVIDIA1.86151Technology
NFLXNetflix1.73137Services

最後に

過去の実績からすれば,PNQI/FDNに投資することで高いリターンを得られることが予測でますが,確実とは言えません.結局どのETFに投資すれば良いかは,個々人の好みにもよると思います.

今回紹介した4つのETFのうち,QQQについては,SBI証券から買い付け可能です.

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